会話に困った時に使える!'架空の友人'の千字ストーリー

昔話、日々の変化、思い出話、友人からの噂話、そんなのをまとめておきます。この話はおもに友人から聞いた小話として合コンやアイスブレイク、気まずいあの子との2人きりの時間とかに使って下さい。

JKはお互いの脳を破壊しあってるんじゃないかって話

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どうも千字Lifeのとうやです。

なんか最近色んな人から見てるよ〜とメッセージをいただけて嬉しいです。

これからも色々書いていけたらと思ってます。

今回は僕の高校の頃友人打越君のことを書いていこうと思います。

 

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◼打越君って誰だっけ。

打越君というのは前回書いた記事で登場した初撃で釣竿を大破して気絶している青年(厳密には不貞寝)の事です。

senzilife.hatenablog.com

打越君の家はとても裕福でご両親は学校の先生をされています。それの影響もあってか打越君自身も優雅なひと時を過ごしています。

 

◼まさしく高等遊民

彼の部屋には何やら難しい書籍や洋書、ハイセンスな趣味の品が多く、何かと哲学的な発言が多いです。敢えて洋楽とかを聞いてるタイプです。

 

そんな彼が残した学説をほんの一部、紹介します。

 

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◼JKお互いの脳を破壊しあってる説

あれは高校で行われた球技大会の事でした。

うちの高校は元々女子高ということもあってか男女比が3:7と大変な事になっていたのですが、そこで行われる球技大会はまさしく阿鼻叫喚なものでした。

 

種目はバレーボール、女性陣の悲鳴という悲鳴が体育館に反響しまくり

「キャーー!無理なんだけどーー!」

「ウケるwwwwww」

「ボール来たよーーーーwwww」

その余りにも大きな音に男子は皆耳を塞がないといけない状態にまで陥りました。

 

私は物知りな打越君に「何故、女子はこの状況下でも活動出来るのか」と質問をすると打越君は

 

「彼女達はあの奇声でお互いの脳を破壊しあってる、その為自身もあの音量に気が付かない」

 

正直、

なるほど…って思ったね。

 

彼の意見にはいつも説得力があり、

その絶対に覆せない完璧な理論にはいつも目を見張るものがありました。

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◼我らのブレイン

彼は主に僕達の間ではブレイン的な役割を果たしており、彼がいかなったら、僕達の高校では名高い、かの有名な橋からの落下事件である「バウモン事件」

「新宿の非常階段異次元に繋がってる説」

 

男友達に3ヶ月の間、女の子のフリをしてメールを送り続け最終的にはデートまで実施した「オペレーションハゲメール略して'オペハゲ'」

 

も未だ実現出来ていなかったと思います。

※詳しくは今後書いていこうと思います。

 

彼とはその他にも京都旅行にいったり(「京都血天井編」)高尾山に登ったり、深夜の江ノ島で'人外'に遭遇したり

 

多摩川で本気のどつきあいをするなど高校時代を語るにはかかせない友人の一人です。

 

これからもちょくちょく出てくると思いますので、期待していて下さい。

ルパン三世 ルパンVS複製人間

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起きたらお気に入りのクッションが燃えてたので直しました。

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どうも千字Lifeのとうやです。

僕は手芸というか服を自分なりにアレンジするのが趣味でして、たまにジャンバーとかツナギとかを無地の奴を買ってはアイロンフェルトをしたり、スプレーをしたりして日々デコっています。

 

今日はその中で腹が燃えてしまった犬のクッションを手術していこうと思います!

 

◼お腹が燃え…は??

事の発端は今から5年前に遡ります。

当時、実家に住んでいた私は余りにも部屋の寒さに電気ストーブを付け、その傍で寝ていました。

 

そして朝方の4時頃です。異臭に気が付き、目を覚ますとなんと布団が燃えていました。

 

一瞬夢かな?とも思いましたが、

布団の化学繊維が燃えてる匂いに「あ、ガチやん」となったのを覚えていますが、気がつけば余りの眠たさに二度寝していました。

 

そして再び目を覚ますと

やっぱり燃えていました。

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うわぁあの火柱本当だったんだぁ…

と途方に暮れていると。

なんと当時愛用していた「ワンチャンクッション」も腹が炎上し無残な姿に…

可哀想な事にこの腹から綿が盛れた状態で僕は5年近く彼を放置する事になります。

 

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▲5年間綿が漏れに漏れ痩せこけてしまったワンチャンクッションの写真

 

◼手術を決心する

一人暮らしも初め、彼もいくつかの家を転々とする度に綿が漏れ掃除が増えると苦情を受け続け、遂に僕は近所のTOKAIさんに足を伸ばしました。

TOKAIさんで綿と2つのキズを塞ぐアイロンフェルトを購入。

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綿は今まで漏れ続けた分への補充として多い方がいいのかな?なんて軽い気持ちで何も考えずとりあえず1番でかいサイズを購入しました。

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後から写真を見返して思ったのがプカッと5~6倍300gです。これをちゃんと想定してやれば良かったです。

 

まずはこの綿をどんどん傷口に詰めていきます。

するとワンチャンクッションはどんどん膨れていますがこんな綿が余っても仕方ないと思い僕はどんどん詰めていきました。

 

頼むもってくれ…!!!

 

そして綿を詰めてパンパンに膨れ上がった犬のお腹にアイロンフェルトを押し当てていきます。

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何故この2つにしたのか…

犬なのに亀って面白いかな位の軽いノリでした。

 

◼術後の経過

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なかなかいいんじゃないですか!?

 

なんかボンレスハムみたいな体型になってしまいましたが良い感じです。これで正面をみたらどうでしょうか。

 

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なんか太ってね??

こんな顔してたっけ??って思わず爆笑してしまいましたが取り敢えずコイツが治って良かったです。

(成金のIT社長みたいな風貌になってしまった…)

やっぱり自分でアレンジを加えるとどんなモノでも更に愛着が湧きますね。

これからも大事に使っていこうと思います。

手芸わた 300g

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▼その他の趣味の話

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クラス内通貨の話

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どうもどうも千字Lifeのとうやです。

今日は小学生の頃にクラス内で流行した『クラス内通貨』についてお話したいと思います。

 

◼クラス内通貨って?

原理は地域通貨と同じで、そのクラスにのみ使用可能な通貨の事です。

余りにもクラスが荒れていたので当時の担任のスケキヨ先生が導入しました。

おっちゃんのスケキヨ先生はとても絵が上手で、可愛いオリジナルキャラクタースケキヨ君を使い

「10スケキヨ札」「100スケキヨ札」など最大1万スケキヨ札までスケキヨ札を発行しクラス内に配りました。

 

テストでいい点数を取ったら、スケキヨ先生のお手伝いや何か褒められる事をしたらこのスケキヨ札が贈呈されます。スケキヨ札では落し物を購入したり、先生オリジナルの謎のキャラクターと交換したり色々な特典がついていました。

 

◼徐々に浸透するスケキヨ通貨

初めは皆、スケキヨ札欲しさに花壇の花に水を上げたり、掃除を人一倍頑張ったり、当時市内1荒れていた小学校が徐々に改善していきましたが、もっと効率よくスケキヨ通貨を手に入れたいと考えた生徒が一人いました。そうです。

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◼これって賭博なんじゃ…

どうすればスケキヨ通貨をもっと効率よく集められるか考えた僕はサイコロを使ったゲームを考えました。

参加料は一人100スケキヨ6人で遊ぶゲームです

ルールは簡単で僕がサイコロを振るのでどの数が出るかを皆に予想をして貰います。

6人で1~6の数字を各自予想して貰い、※数字のダブりは禁止です。当たった人には皆から貰った600スケキヨの内400スケキヨを渡します。

サイコロの数を当てるだけで4倍ものスケキヨ札を手に入れられるなんて!!と一時大人気になりましたがとうとう勘のいい子が「とうやだけ毎回儲かってるのはズルい!!」とつっかかって来ました。

(これだから勘のいいガキは嫌いだ)

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◼事態は望まぬ方向へ

こんな事もあろうと僕は毎回皆から巻き上げている200スケキヨの内100スケキヨをガキ大将にプレゼントすることによってそのサイコロゲームのボディーガードを行って貰いました。

 

ガキ大将のお膝元安定的な収入を得た僕はその後は投資家として隠居生活を行いますが。

ガキ大将は自らサイコロを振り、夜な夜なクラスで「スケキヨ賭博」に明け暮れるようになりました。

また、当時はソシャゲなどはなかったのですが、そういったギャンブル性の高さに何人もの同級生がスケキヨ札を盗んだり、恐喝をしたりなど。

元々荒れていたクラスが今度はスケキヨ札を中心に再び荒れ始めました。

 

◼学校って本当に小さな世界なんだなぁ

事態を重く見たスケキヨ先生はスケキヨ札の発行を中止しスケキヨ札が受けられる全てのサービスを停止しました。

これを受けてクラス内で大暴動が勃発しましたが。次第に鎮火しました。

僕はこの経験で賭博をやってる人がなんでいつも怖い人を連れてるんだろ…とか一度金持ちになるとその後ずっとサイドビジネスだけでなんとかなるなぁ…とか先生(国)の気分やクラス内のイベントにやってスケキヨ札がインフレ・デフレが起きるんだなぁ…

などの社会に出てもかなり役に立つ感覚を学ぶ事ができたと思います。

よく、子どもが行った善意をポイント制にしてはいけないという考えもありますが、どうせ世の中に出たらすべからくポイント制なのでこういった仮想通貨を早い段階で学ばされるのもいいのではないかと思いました。(今日真面目だなぁ…)

ラバーマスク M2 白ぬり

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  • メディア: おもちゃ&ホビー

一般では働いちゃいけない人達の話

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どうもどうも千字Lifeのとうやです。

今回はバイトに関する失敗談をまとめようと思ってたんですけど…冷静に振り返ると周りの後輩の方がヤバすぎたんでそっちの方にフォーカスを当てていきます(笑)

 

◼漫画喫茶

前回、お寿司屋さんで板前をしてたって書いたんですが、今回はまた別の漫画喫茶でのバイトの話です。

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このバイトは紹介で入ったんですが、そこでの後輩や店長が強烈でした。

まず、私が務めていた。漫画喫茶業界内でも大手に入り、漫画喫茶というよりは『リゾートホテル』をモチーフにしていました。

店員達に求められる接客もレベルの高いもので、物静かな気品のある対応を求められていました。

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◼熱血系店長

そんなコンセプトの漫画喫茶をぶっ壊すように新しい店長の腹巻さんが移動してきました。

笑顔で元気な営業しか知らないのか

 

「いらっしゃいませぇぇぇ!!!!」

「ご来店ありがとうございましたぁッ!!!」

 

と規格外の大声で元気100点満点な接客しかしないもんだから。

 

常連のお客様から

なんだ??あのバカは止めてこい」と最速タイでクレームをいただきました。

 

バイト歴が長い副店長が「どうした?どうした!?」と焦って店長に走って注意したのは今思い出してもサイコーにウケますね。

 

サイコパスのPSYくん

もう1人のヤバいやつは確実に彼でしょう。

フロント業務中、何やら真剣に電話対応をしているPSY君。

 

PSY「はい!はい!忘れ物ですね!ジャンバーありますよ!店舗にてお預かりしておりますので、はい!お待ちしております!」デンワガチャッ

 

僕「何?忘れ物??」

PSY「はい!なんかお客様がジャンバーを忘れちゃったみたいで!さっき僕がブースを清掃した際に見つけたものでした!」

 

僕「あ、そうなんだ。なら、取りに来たお客様にお渡ししてあげて」

PSY「分かりました!!

 

〜1時間後〜

お客様「すみません〜!さっきジャンバー忘れちゃったんですが〜」

僕(あ、さっきPSY君が担当した奴かな…)

僕「わかりました!確認致しますので少々お待ちください!あ!PSY君さっきのジャンバーどうしたの?」

 

掃除から帰ってきたPSY君「え?あーあれですか?捨てましたよ?

 

僕「は?」

お客様「は?」

PSY「は?」

腹巻「申し訳ござぃまぁせぇぇん(大声)!!!

(1万円を出しながら深々と謝罪)

 

客の忘れ物を回収して、預かってますから取りに来て下さい!と告げた直後、目の前で捨てるという

大技を繰り出したPSY君はこの三日後に退職しました。

バカッターとかではないですが、バイト一人の失態でその店の売上が大きく変わってしまう事はありますよね。ちなみにこの腹巻さんですが店の売上を持った状態でパチンコ付近をウロウロしてるのを発見され、もれなくご退職されました。

ヤクザに絡まれたけどキャバ嬢に救われた話

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どうも千字Lifeのとうやです。

僕はですね昔からめちゃくちゃヤンキーとかマジでヤバそうな人に絡まれやすい人生を歩んできました。マジで前世に何かあったのでしょうか。

こないだ会社の事務さんには「中卒みたいな顔してるよね」と言われたこともあります。

どゆこと。

 

今日はそんな絡まれ歴史にまつわる話をしようと思います。

 

◼治安が悪過ぎる。

僕はとある田舎駅出身の身なんですが取り敢えず。取り敢えず治安が悪かったです。

中学の頃とかに歩いているとほぼ100%の確率で絡まれていました。

1番衝撃だったのはオヤジ狩りを目撃してしまった事です。あれはまだランドセルを背負って登校していた時の事なんですが。

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・オッサン(バーコードハゲのサラリーマン)

・ヤンキー( ♂)×2 めっちゃ怒ってる

・ギャル( ♀) ケータイみて突っ立てる

この4人が改札口付近で揉めています。

 

ヤンキー「おいコノヤロウ!!エンコーエンコー!!!」

オッサン「辞めなさい!!いくらだ!!辞めなさい!!」

 

エンコーの意味も分からず僕はお札を取り出し謝り倒しているオッサンの後ろ姿をただひたすらじっと見つめていました。

 

世の中って本当に弱肉強食なんだなぁ…

そんなことを考えていました。

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◼絡みがエグい

そんな治安の悪さを誇る街でしたので、僕は携帯電話を持たされていましたが当時の小学生が携帯を持ってるなんて物珍しがったのでしょう。

 

階段で電話していると。

湘南乃風の若旦那とRED RICEみたいな人達が絡んできました。

若旦那「おい坊主、邪魔だよ。」

RED RICE「どけよ何してんだよ。」

 

そんな邪魔な所にいた訳では無いのですが。

取り敢えずめんどくさいので電話しながら聞こえないふりをしていました。

 

若旦那「コイツ…シカトぶっこいてんぞww」

REDLINE「生意気だなぁ」

ガタイのやけにいい2人組がグイッと迫ってきました。

 

あ、終わったそう思った時です。

 

ちょっと!!何そんな子どもに絡んでるのよ!恥ずかしい!!」とポニーテールのギャルに声を掛けてもらい助けられました。

 

そのギャルは2人の知人だったらしく2人を説得するとその場をさっていきました。

 

とってもカッコイイなと思いつつも、

この間僕はずっと電話に夢中になって聞こえないフリをしていました。

 

◼なんでこんな絡まれやすいの?

そんな感じで何回か九死に一生を得ているのですが

本気で絡まれやすくて、職質もよく承けます。

警察官に関してはまじで意味わかんないです。

 

ヤンキー「おい!!」

僕(え??なに!!怖っ)|*・ω・)チラッ

ヤンキー「何見てんだよ!!!」

僕(????????)

湘南乃風 ~Single Best~

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ちなみに僕自身湘南乃風大好きで若旦那のライブとかに行ったことあります。

【不定期掲載】リアルROOKIESの話(NO.1)

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どうも千字Lifeのとうやです。

皆さん高校生の頃はどんな部活をしていましたか?ガッツリ運動系??それとも文化系??もしくはバイト戦士??今日はそんな話をしたいと思います。

 

◼強制入部。

大前提で僕はスポーツが大っ嫌いな少年でした。

スポーツというか集団行動が大っ嫌いでした。

こう、ひとつの枠にあてはめられるのが大嫌いで、右向け右の先輩命令絶対の体育会系というのがとても苦手でした。

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しかし、高校1年生の頃の担任である。ちょび髭親父の田仲先生ソフトボール部に強制的に入部させられます。

 

「お前どうせSサイズだろ?ほい、14800円払えよ」

 

新手の強盗かと思った。

 

勝手にユニホームを購入されられ、

仕方なく6月の後半辺りから始めることになりましたが、ここから波乱が続きます。

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◼殺意のキャッチボール

僕はズブの素人ということもあり、まずはキャッチボール講座からスタートしました。

 

全くの未経験で入部したのは僕と青城君の2人だけでした。そんな2人を小学生の頃から野球経験がある。工藤君がメンターを努めます。

彼は後々はキャプテンとなりましまが、それはさておきめちゃくちゃ顔がウザいのです。

 

「ほら!いつでも投げておいで〜!」と足を大きく広げ前屈している工藤君。

 

経験者の余裕を見せたいのでしょ。

しきりに俺はストレッチをしながらでもキャッチボールが出来る。とでも言いたげな彼のドヤ顔めがけて。

 

僕は豪速球で至近距離から顔めがけてボールを投げ続けました。

 

おかげで確かなコントロールと殺意に満ちた球速を手にした私ですが、彼への敵意はこんなんじゃ収まりませんでした。

 

◼これが…練習…??

これがソフトボールなのかと右も左もわからない僕は日々課せられるメニューをチームメイトと耐えていると。

突然顧問の田仲先生が

ほれ〜取ってこい〜!」とどう見てもゴルフをし始めました。

僕達は炎天下の中いつまでも先生のゴルフボールを追わされ、まるで貴族の遊びに付き合わせられる下民といったところでしょうか。

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◼サッカー部との代理戦争

一つのグランドをサッカー部と共同で使っていた事もあり、いつもお互いがボールを飛ばし合う環境にいました。

 

フライを取ろうとしていると足元にサッカーボールの強襲を食らったり、逆にサッカーしている彼らに頭上からソフトボールをぶつける事もありました。

 

僕達はまぁ隣通しだし、そんなこともあるべ

くらいの感覚だったのですが。

 

顧問の先生通しはそんな訳にはいきません。

サッカー部顧問の上村ソフトボール部の田仲は犬猿の仲で。事ある事に皮肉を飛ばしあっていました。

 

そんなある日です。

僕達が試合を行おうと日曜日にグランドに行くと。

なんと芝が植えられていました。

 

後日サッカー部に確認を取ると

村上先生の「なんかグランドをプロぽくしたい」という一言で、

土曜日にサッカー部総出で田植え作業をさせられたそうです。

こんなの埋まってたら僕達がソフトボール部が出来ません。

 

この事に顧問の田仲先生は

よし、お前らあれ全部引っこ抜いてこい

と各自トンボを渡されました。

 

え?いいの??

知らないよ???

 

と思いつつも先生の指示通りトンボを縦にし鍬(くわ)のようにして校庭を耕すことに。

 

散々耕し、ぐちゃぐちゃの茶色の校庭ですが

その上を田仲先生がバギーでブラッシングをし綺麗な更地に整えました。

 

◼その後

翌日僕達はサッカー部の顧問の上村先生に呼び出されまっ茶色になった校庭を指さされながら

あれはなんだ??」と聞かれましたが

 

あれはなんだと言われても。

 

茶色い校庭…??

 

 

めちゃくちゃ怒られました。

 

こんな波乱の幕開けですが、

無理やり入部されられ、

他の運動部に喧嘩を売りまくるとんでも顧問。

濃い先輩や濃い後輩、可愛いマネージャー達。

そして僕みたいなソフトボール部未経験のダンサー(他にも吹奏楽・剣道部・格闘家など)と何よりも愛すべき同級生達と一緒に強豪ライバルを倒し全国を目指した、あの夏がたまに狂おしい程めちゃくちゃ懐かしく感じることがたまにあります。

初キスの話

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どうも千字Lifeのとうやです。

皆さん初めてのキスはどんなでしたか?

僕は忘れもしません。あれは小学校低学年の時でした。

 

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◼きっかけはポケモン

当時上映していた劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスラティオスの最後のキスシーンをみて衝撃を受けた私は

 

僕もキスされたい!!

 

という思考の元、彼女を作ろうと決意しました。

何を言っているのか わからねーと思うが 

おれも 何を言ってるのか わからなかった…

 

今思うと完全に

あの映画が悪い。

サトシはさ…そーゆーのじゃないじゃん。

いつもポケモン馬鹿みたいに追っかけててさ

それがいいわけじゃん。アニメを見ていた当時の僕はまるで友人のようにサトシに感情移入していました。

 

僕も、山で遊ぼう!ポケモンがいなくても何か大冒険をしよう!と

それが…

 

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出典:劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスラティオス

 

なにしてんの??

 

お前そーゆーのじゃないじゃん。

 

実はこのキスしたのが女の子に変身した『ラティアス』と女の子自身の『カノン説』が浮上していて。それは公開してから十数年経った今でもどっちがキスしたかは公式には明らかにされてないんだとか。

 

知るかよ。そんなこと。

 

こんなシーンを見てしまったからにはもう彼女を作るしかありませんでした。とゆーかキスしたかったのです。

 

◼屈辱。

まるでずっと童貞だった2人がある日突然片方に彼女が出来たかのような屈辱に僕は襲われたのを覚えています。寧ろ焦りもありました。

 

あのサトシがキスしてんのに…あんなポケモンの事しか考えてない野郎なかんなに…

 

なんでサトシを下に見てるかは謎ですが。

とにかくもう、山を駆け回ってる場合じゃないんですよ。

 

早速キスしてくれる相手を探さないと…

 

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◼まほちゃん。

当時僕が1番仲がよかった女の子はまほちゃんという名前の子でした。

まほちゃんと僕は親が共働きということもあり、2人とも夜遅くまで学童に預けられていました。

まほちゃんはとってもいい子でいつも僕を気にかけてくれていて、僕はそんなまほちゃんに対してキスするならまほちゃんがいいなぁと思っていました。

 

当時の僕はどうすればキスができるのかと本気で考え、学童の先生に聞いてみました。

 

「とうやくん、キスはね好きな人とじゃなきゃしちゃダメなのよ。」

 

よし、まほちゃんを愛そう。

 

そうと決まれば、即決断即実行するのが僕のいいところです。

 

その日のお昼寝の時間にまほちゃんの隣に寝て、

(今思えば狂気的な展開ですねこれ)

皆が寝静まるまで待っていました。

そしてまほちゃんの手を握り、起こします。

「ん…何とうや…??」目をしばしばしています。

「あのねまほちゃん好きだよ。」

「えぇー笑笑」

 

突然のキス。

 

何してるんでしょう。

何を書いているのでしょう。私は。

こんな仕事帰りに。

 

一方的に好きと伝えて、返答を待たずにキスをするとか頭おかしいんじゃないですかね当時の僕は。

結局このキス(?)もあってか、僕はまほちゃんと小学4年生位まで付き合ったと思います。

付き合ったと言っても2人で出かけに行く程度ですが。そんなまほちゃんも今じゃ家系ラーメン屋の店主からキャバ嬢とかやってるので凄いですよね。(そっちの方を書けよ)

中学二年生が合コンをするとどうなるのか。

どうもどうも千字Lifeのとうやです。

皆さんは合コンをした事がありますか?

僕は新卒一年目の時はよく、食費を浮かすために『盛り上げ役』として合コンに行っていました。

※奢って貰えるので。

 

そんな僕の人生初めての合コンは中学2年の頃でした。

 

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◼完璧な計画

まずこの合コンを企画したのがクラスでも少し幅をきかせている吉田君というサッカー部の男の子でした。

 

吉田君は典型的な仕切り屋タイプで

俺のトークおもしろいっしょ

って絶対思ってるタイプでした

※ごめん吉田。

 

下手に思春期を突入している中学生男子にとってクラスの女子と話すなんて

 

業務連絡以外ありえない

 

そんな面持ちでしょう。しかし、今回はなんと『合コン』とタイトルをうち「クラスの女子とお話する為に場を開く」と今思えば正気の沙汰ではない。

 

自分達本来のレベルを3段階くらい飛ばした危険行為でした。

 

 俺は女子とかよく分かんねぇわとか言いながらむっつりの男子達です。

皆本当は彼女とか欲しい年頃です。

 

そこで吉田君が考えた作戦はカラオケ作戦でした。

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◼で?誰が歌うの??

カラオケという密室なら女子とも自然と話さないといけない空気になるし気まずくなったら歌えばいい!!

 

そんな感じでこの計画がスタートしたと思います。

密室なら女の子とも距離が近いし!当時の僕達からしたら

完璧な計画でした。

 

しかし、ここで問題があります。

誰がトップバッターを歌うのかというものです。

 

中学生男子です。人前で歌うのは流石にハードルが高過ぎます。

 

そこで吉田君が

俺がまずコブクロを歌うから、まかしてくれ

 

なぜコブクロなのでしょうか。

 

私は疑問に思いましたが、取り敢えず吉田君に任せることにしました。

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◼メンツがヤバすぎる…国でも滅ぼしに行く気か?

気合いの入れすぎた吉田君は初っ端からカースト1位のトップギャル佐々木さんとその取り巻きを招待し、合コンがスタートしました。

 

佐々木さん達はクラスで合コンが開かれるのであればまず絶対招待しないといけません。

 

もはや来賓扱いの佐々木さん

 

佐々木さん大好きな吉田君は気合いの入り方が違います。

 

僕は女兄弟が多い環境で育ったのが幸いして当時は珍しい「女子と話せる男子」としてその場のアドバイザーみたいな役割で同席しましたが

女子の前で歌うのはバキバキ童貞でした。

 

◼吉田。

佐々木さん「えぇ〜まじ楽しみなんですけど〜(((o(*゚▽゚*)o)))

 

よし歌え吉田!!

 

佐々木さん「えぇ〜誰が歌うの〜??」

 

かませ!吉田!!!

 

佐々木さん「……取り敢えず私が歌おっかなぁ」

 

ん??吉田???

 

そして佐々木さんがAKBを歌い終わりました。

何かを感じ取ったのか1人また1人と男子がその場から離れていきます。

 

あんなに意気揚々としていた吉田君は

何かを諦めたかのように呆然とただ一箇所を見つめていました。

 

 

歌えよ。吉田コブクロ

 

 

実際に女子を目の前にした吉田君はあまりの緊張に意識がトンでいました。

 

初めは笑っていた女性陣も段々表情が曇ってきます。そして苛立ちが頂点にましたのか。

 

ガンッ!と佐々木さんが

カラオケのテーブルを蹴りあげます。

 

僕は思わず「トイレ!」といって飛び出すと

トイレの前のドリンクバーで男子達がたむろっていました。

 

「何やってんだお前ら!!」

 

結局

吉田君を一人残し、僕達はもう一つ部屋を借りてFLOWのGO!!!とか歌ってました。

ドリンクバーに行くついでにチラッと佐々木さんの部屋を見ましたが。

はしゃぐ女子達の間で真顔でタンバリンを叩いてる吉田君の姿がありました。

よかったじゃん吉田。夢叶って。

 

 

PS.これは僕が中学二年生の頃の話ですね。冷静にムカついたからって机を蹴りあげる佐々木さん普通にヤバい人じゃないですか?やっぱりカラオケは仲のいいメンバーと騒ぐに限りますよね。

急がば回れの話

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どうも千字Lifeのとうやです。

皆さんは絶望し、膝をつき悲壮な叫び声をあげる人を見た事がありますか?僕はあります。

 

あれは僕が小学生の頃の話です。

夏のお昼頃、僕は新宿に向かおうと電車に乗っていました。

 

車両には僕しかおらず、真ん中の席にさながら特等席と言わんばかりに腰をかけ、緑陽をかき分けるように電車に何処か心地良さを感じていると。

 

電車とある駅に停車しました。

 

暫く経ってから電車が警笛を鳴らし動き始めます。

すると1人、坊主頭の高校生が

 

うおおおお!!」と雄叫びをあげながら階段を駆け下りてきました。

 

僕はこの時、直感的に間に合わないな。

 

と思ったのですが。その青年はとんでもない行動に出ました。

 

閉まる寸前のドアにバッグを投げ始めたのです。

 

なるほど!ドアにカバンを挟んで電車を止めようとしているのか!!やるな!!(迷惑行為です。)

 

しかし、青年が投げたバッグは見事に閉まる寸前のドアを通過して僕の足元に転がってきました。

 

ズサーっと音を立ててカバンが足にぶつかります。

 

ふと閉まったドアの向こう側を見ると

膝をつき、こちらを見ている青年の姿がありました。

 

一瞬目があった気がしましたが。

僕は思わず目を背けました。

 

電車が勢いよく走っていき、

青年が景色に流されていきます。

 

声は聞こえませんが

 

うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

と声を上げていたのがその顔をからみて感じ取れました。

 

その後、僕は青年のカバンを頭上の棚に置いてやり、目的駅に下車しました。

 

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◼なぜ間に合うのかと思ったのか

僕が疑問に感じたのはこの青年は何故上手くいくかと思ったのかです。

電車は決して本数が少なくはなく1本逃しても5分から10分程の遅延だったと思います。少し待てばよかったもののバッグを投げる事により、結果として全てを失いました。

 

急がば回れといいますが、

当時の僕は自分事のようにこの体験をとらえ、こうなっては行かんと強く心に誓いました。

 

急いでもいいことなんてけっこーないものです。 

 

急がされる出来事はあると思いますが

急ぐ出来事は自分では極力作らない方がいいと思います。

 

急ぐとまず、疲れます。そして確認不足により思わぬミスが生じます。ひとつのミスをカバーするのに何倍もの時間と労力を消費します。

 

私も仕事をしている時、何処までが自分が急がなくても出来るかと常に調整して業務に当たっています。

よく、バリバリ仕事をしているエース級の凄い人もいますが、

 

数は少なくともミスなく全ての仕事を完璧に行うことが出来る人はそれに比肩する程の実力の持ち主だと思います。

まずはミスなく丁寧にこれが自信や信用に繋がっていきます。スピードなんて慣れみたいなものなのでやってくうちについて行きます。

まずは意識しないと身につかないものを極めていきましょう。

 

なんか、後輩に仕事を教える文章のようになってしまいましたが。今でも坊主に白いポロシャツを来ている高校生を見るとあの夏の日の青年を思い出し、急がば回れ精神を意識されられます。

急がば回れ

急がば回れ

怖い話(その壱)

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どうもどうも千字Lifeのとうやです。

実は僕は大の大の大の大の大の大の怖い話好きだったりします。

 

幽霊がいるとかいないとかではなくて展開が読めない不思議な存在にとても興味がひかれます。

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その他怖い話以外にも

宇宙人・オーパーツ・SF作品となんでもござれで、YouTubeもオカルトチャンネルばかりを登録してます。

以前テレビ番組の『行列のできる法律相談所』にもゲスト出演したYouTuber【Naokiman Show】さんのチャンネルもよく見ています。


宇宙の法則・3・6・9が意味するものとは・・・

まだ、解き明かされていない不思議な出来事や未知の存在。ふとした日常に隠れ潜む謎について、

聞いていてとても楽しいです。

 

知り合いはとても多いのですが、ある程度仲良くなったらまずは「なんか怖い話ない?」と聞くようにしています。

 

今日はそんな中で僕が大学生の頃バイトの先輩に聞いた話を1つご紹介していきます。

 

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◼怖いレンタルビデオの話

これは僕がまだ地元でバイトしてた時に聞いた話です。

フリーターのY先輩って人がいて、その先輩が彼女と観たレンタルビデオの話なんですが、そのレンタルビデオがよくある

視聴者からの投稿による呪いのビデオ』みたいな奴で、初めは彼女と何気なく観ていましたが、最後に流れるお馴染みの

ここから先は自己責任でご覧下さい」って所で急に悪寒がはしり、視聴を辞めたそうです。

 

彼女は勿論なんでー??って感じだったらしいんだけど本当に嫌な予感がしたらしい。

 

それで次の日、Y先輩が街中を歩いていると 彼女との共通の知人にばったり遭遇して。

 

友人「お前!彼女から聞いたよー!昨日ビビりまくってたらしいな〜」

Y先輩(うわ…あいつ言いやがったな…)

Y先輩「いや、別にビビってねーよ!なんか嫌な予感がしただけだし」

友人「嫌な予感ってなんだよー(笑)なんで見なかったんだよ(笑)」

 

しつこく からかわれたらしい。

 

あんまりしつこいもんだから家に帰って彼女に問いただしたら 彼女からは

 

「私言ってない」 と一言。

 

そんな馬鹿なと思い友人にも後日確認するも

「俺その日お前にあってなくない?」 と驚かれたらしい。

 

Y先輩「今でも不思議に思うんだよね。じゃアイツは誰だったんだろうって、なんでビデオを見た事を知ってたんだろ…いやその前になんであんなに『なんで見なかった?』ってしつこく聞いてきたんだろう…今でも不思議なんだよね」

ナオキマンのヤバい世界の秘密

ナオキマンのヤバい世界の秘密

就活で私服OKの企業に本当に私服で行ったらどうなるのか話

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どうも千字Lifeのとうやです。

就活について前回は変な人の話を載せていましたが今回は自分の就活での話となります。

senzilife.hatenablog.com

 この前Twitterの広告で上場企業の先輩達のES見放題!という見出しがあり、疑問を覚えました。

 

他人のES(エントリーシート)を参考にした就活って果たして本当の就活なのか?そもそも就活ってのは

 

誤解なく自分を表現する必要がある場」であって

人間性や能力を過剰に演出する場」ではないと思っています。

 

面接は企業側のフィルターの様なもので、

どんなに志望動機が強くてもその子の能力や考えがその会社に一致してない場合はその子の為をもってふるい落とさないと意味がないと個人的には思います。

 

よく就活に連敗している子が「私はダメだぁ…無能だぁ」と落ち込んでいますが、貴方が無能な訳ではなく、いくつもある会社の中で「その会社に適していない」だけです。

 

面接で余りにも自身の志望動機から乖離した話をしてしまうと、早期退職のリスクに繋がりかねません。

 

面接は貴方を落とす落とさないの恐怖の対象ではなく

 

私はこーゆー人間なんですけど御社向きですかねぇ??」と自身のアピールをし、適性を判断して貰える場所と考えた方がいいと思います。

 

僕は就活中にスマホアプリで受けられるマ〇ナビを使っていました。

 

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◼服装自由って書いてある会社

とある、IT企業の説明会を予約した時のことです。

面接の備考欄に「服装自由」「私服でお越しください」と書いてあるので迷わず私服で行きました。

 

説明会会場に入ると、中にはリクルートスーツを着た男女20名弱の就活生がおり

 

 

私服の私に気づくと皆、勢いよく立ち上がり

おはようございます!!」と挨拶を受けました。

 

気合い入ってんなぁ

 

と少し怯みましたが「こんにちは〜」程度の軽い挨拶でその説明会の1番後ろの席に座りました。

 

全員がこちらを凝視しています。

どうしたのでしょうか。

 

直後、前の扉からスーツの人事担当者が入ってきて、説明会がスタートしました。

 

ここで気づいたんですが。

この空間で私服なのは僕だけでした。

 

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◼そして始まるグループワーク

グループワークに移った直後

目の前の子に

「最初、皆君が人事担当者の人だと思ってたよ。終わったね君」

 

と言われ、その日の説明会は終了しました。

 

これは全てマイ〇ビのせいです。

 

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◼私服を着てくるか来ないかで合否を決めるな。

もう全てがどうでも良くなり、その企業の説明会は呆然と受けていると。

 

たまたまその場にいた役員のおじさんに「こっちに来なさい」と引っ張りだされました。

 

一瞬、私は怒られるのかと身構えましたが。ふとどうせ落ちるのであればと

 

マイナビの事、私服OKなのになんで皆スーツやねん、まずスーツ嫌いやねん、お前ら嘘つきやろ、服装自由って言って私服で来たやつ落とす魂胆やろなど胸の内に思っている事をすべて吐き出すと。

 

役員のおじさんは最後まで聞いてくれて。

私服OKと書いたら本当に君のように私服で来る子に興味がある。私達は君のような周りに流されない奇抜な発想が持てる子が必要だと思っているんだ、良かったら最終面接に来てくれないか」

 

なんで???

 

おじさんの目はやけに真っ直ぐで

その表情はとても朗らかでした。

話し方のトーンもどこか落ち着きがあるもので

何処か安心感があるものでしたが。

僕は怖くなって辞退して帰りました。

 

まず、私服で来いと言ったのに私服で行ったら評価として「奇抜」という事に対してそこは素直な子」じゃないんかいと思いました。

後輩が救急車に運ばれた話(長編)

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どうも千字Lifeのとうやです。今日はお酒絡みで1番めんどくさかった時の話をしたいと思います。なんでそんな話をするのかって

それは今ちょっとイラッとしてるからです(笑)

 

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◼イッキのみダメ絶対

お酒の過剰摂取で引き起こされる急性アルコール中毒ですが、東京都内だけでも毎年1万人以上が病院に運ばれるそうです。しかも、減るどころか年々増えてるんだとか。(東京都消防庁資料より)

恐らく人生で1番酒を飲んだであろう大学時代の私は実に8団体のサークルに属しており、そのどれでもなんかしらの役職に着いていたので飲み会参加は必須でやっていました。

 

取り敢えずイッキ、コールの連続です。

酷い場合だと鍋をイッキ飲みとかしてました(せめて酒を飲ませてくれ)

 

「そんなの水だよ。」

 

という今考えても意味わかんなすぎる恐ろしいコールを覚えています。

あれは僕がそんな動乱の時代

まだ髪の毛が真っ赤だった時の話です。

 

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◼なんでマオさん(♀)に挑んだかなぁ

その日は居酒屋を貸し切った大宴会を開いており、僕は少し離れた所でゆっくりとお酒を飲んでいました

すると突然。

 

「とうやさん!!大変です!克也が倒れました!!」

 

何故俺の所に来たのか。

何が大変なのか。

面倒事が死ぬ程嫌いな僕は取り敢えず後輩の克也君の元へと向かいました。克也君はそんなに飲めもしないのに大口を叩くタイプでいつも。

 

いやぁ〜このピッチャーで3杯目ですわ

ってドヤ顔でジョッキを持ってるような子でした。

 

その克也君がなんとサークル1 酒乱のマオ姉さんにサシで戦いを挑んだらしく、見事に返り討ちにあっていました。意識はとっくになく、自分が吐いたゲロの上で倒れています。

マオさんは既に興味なしと立ち去っていました。

 

「あ、こいつ横にしないと窒息で死ぬよ」

そんな僕の声に後輩がギョッとなって克也君を運び出します。流石に不味いと感じたのでしょうか。店員が救急車を呼んでいました。

 

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◼くっそ重い

よく、漫画とかで「意識がない男を運ぶのがどれだけ大変かわかるか!?」ってシーンあるけどマジでそれです。筋肉質な克也君はとても重く、部屋から運び出すだけで5人の力が必要でした。

 

「俺最近筋トレにハマってて〜!!」

 

って嬉しげに言ってた克也君を今すぐぶちのめしたいと思いましたがここはグッと我慢です。

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◼そしてくる救急車

新宿の夜の街のど真ん中、責任者として救急車に乗せられた僕は救急車の中で何やら書類を書かせられ、適切な治療を受ける克也君をただ見ていました。

 

(なぜ、マオさんに挑んだんだコイツ…)

 

病院に着くやいなや「診察中」と赤く光る部屋に運ばれていき、僕はその前のベンチで座っていました。この時めちゃくちゃドラマみたいだなぁと思ったのを覚えています。

 

看護師がベットに横たわる克也君を押しながら

「命に別状はないです。ほっといてもよかったんじゃないですか?」とブチギレられました。

 

確かに、病院のベットも救急車も看護師さんの人数も限られてるのに急性アルコール中毒っていう自爆でこんな時間に来られたら、そりゃ怒るよなぁ…と思い僕が反省しました。

 

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◼親 来襲

個室の病室で心電図を付けられピッピッピッとなっている克也君を見てめっちゃドラマやん…と思わず写真を撮っていると。克也君の親友であるショーちゃんが克也君の靴を持って来ました。

ショーちゃんは以前、克也君の家泊まったことあり、克也君のご両親には説明済みで既に向かっているそうです。

あ、これ俺が謝る奴やん…と胸のどこかで感じましたが考えないようにし、2人で病室の隙間で立ってご両親の到着を待つことにしました。

 

克也君のご両親は少し体格がいい大柄のお父さんと対称的に細いお母さんで、

既にショーちゃんより事情を聞いているお父さんは顔を真っ赤にして憤慨しており、僕達の挨拶もそこそこに克也君に対して

 

「お前!女の先輩に勝負を挑んで自爆したんだって!恥ずかしい奴だ!!」

とても悔しそうに震えていました。

 

え、そこ…??

 

そしてその次に現役看護師のお母さんが

「日をまたいでしまうと入院費が倍になる」と説明し

克也!!起きなさい!!」と大きくビンタをしました。

 

ビンタを受ける度に克也君の心拍が大きく上昇します。

 

起きなさい!」バチン!ピッ!

「起きなさい!!」バチン!!ピッ!

「起きなさい!!!」バチン!!!ピッ!!!

 

え?はぁ??大丈夫なの??

僕達の思考は一瞬フリーズしましたが

 

余りのシュールな光景に2人とも下を向いて必死に笑いを堪えていました。

 

そして何度目かのビンタで

ピーーーーーっと心電図がなり始め

 

ショーちゃんが小声で

とうやさん 克也死にましたよ…

とやけに神妙そうに言うもんだから

思わず吹き出してしまいました。

 

散々ビンタをくらい叩き起された克也君でしたが

父親の謎の叱責もあり、フラフラとした足取りで帰宅していきました。

 

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◼その後

新宿の大久保病院前に残された、僕とショーちゃんは終電もなく途方にくれていると。

マオから電話があり

「とうや〜今何してんの〜こっちは皆でカラオケしてるよ〜!」

 

お前。

 

克也君からも後日LINEがあり

昨日は本当にありがとうございました。」

「もう一生お酒は飲みません。」

「一生ついていきます。」

 

やめろ。

 

馬鹿は簡単に一生って言葉使うな。と思いました。

 

その後、克也君は徐々に体調も回復し有言実行なのか、大学を卒業した後、僕の務めている会社に入社してます。成績も上々の若手のホープですが。

 

とうやさん〜飲みに行きましょ〜よ〜

 

と毎度飲み会で問題行動を起こしてるそうです。

 

もうこれ仕方ないのかなぁって気持ちで今日も事後処理に追われています。

レジデントのための これだけ心電図

レジデントのための これだけ心電図

  • 作者:佐藤 弘明
  • 出版社/メーカー: 日本医事新報社
  • 発売日: 2018/01/26
  • メディア: 単行本

最近流行ってる恵方巻きって奴の話

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どうも千字Lifeのとうやです。

私は何故いつもイベントを逃してしまうのか。世の中は恵方巻きなるものをやっていたそうですが、私は参加出来ませんでした。

 

「なんか今年恵方巻きの露出少なくね?」

 

と思いましたが、それもそのはず大量生産・大量破棄は環境的に健全ではないと今年は各社コンビニは昨年より生産を抑えたのだとか、それなら広告も減りますよね。売らなくていいんだから。

 

それだけで忘れてしまうくらいのイベントなんて如何にに普段私達が'買わされているか'大いに実感できますよね。

まぁ、数百円ぽっちだし、それはそれでいいネタになるしそんな考えなくて良くね?って声も何処からか聞こえてきますが、皆がやってるからやるってのが基本受け付けない性格なので私としてはどうしても1度考えてしまうのです。

 

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恵方巻きの大量生産って地獄やぞ

私は学生の頃、個人経営の回転寿司で働いていました。板前職人が握る、本格派の寿司を回転寿司で食べれる!ってことでそこそこ繁盛してました。

私はそこの板前というかキッチンで働いていたのですが、いつもこの時期になると恵方巻きを大量生産しないといけなかったので、めちゃくちゃ地獄だったのを覚えています。それに恵方巻きに使う具は他のネタには使う事が出来ないので作りきるしかない。多い時は1日200本作っていたなんて時もありました。

こんなんばっかりしてると疲労で頭も回りません。

他のオーダーも作りながらお土産の恵方巻きも作ると、何故今日買うのか、明日買えよ!

クリスマスの時にだけ高いレストランを見てイライラしてしまう私はこの雰囲気による繁忙期にめちゃくちゃフラストレーションが溜まっていました。

 

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◼そして始まる暴挙 〜だって納豆うめぇじゃん〜

恵方巻きもそこそこ作った後。

店長から「おーい!レーンに何も回ってねぇーじゃねーか作れ!!」と指示が飛んできます。

レーンというのは回転寿司の寿司が回っていくベルトコンベアの事です。

疲労により何も考えられなくなっていた私は、取り敢えず好きな物を入れようと納豆巻きをセレクトしました。

 

本来ならば3つ投入で間に合うものを6つ投入し

ひと段落着いていると

 

軍艦もまわせー!!」とまたもや店長の怒号が響きます。

 

本当に軍艦が来てくれたらどれだけよかったでしょうか。なんて考えながら何も考えず。

納豆軍艦をセレクトしました。

しかも6つ投入です。

 

疲労により、ひたすら納豆系列の商品を生産し続ける私はさながらベルトコンベアに付属されていた機械。そこに心はありません。

 

店長が

お前レーン納豆だらけじゃねぇか!!!

と怒鳴り込んできました。

 

さながら納豆の大名行列

 

僕はかすれた笑い声をあげ、

いや、納豆美味いじゃないっすかぁ…

と笑ってみせました

 

◼その後

恵方巻き効果もあり、その日のお店は大繁盛、納豆大名行列もそこそこお客さんにはウケて取り敢えず廃棄は出ずに済みましたが、店長にはめちゃくちゃ怒られ会長にはめちゃくちゃ笑われました。

 

そんな納豆が好きなら今度家に余った納豆をやるよ!!」

 

いやいらねぇよ…

 

流行ってのは流行る理由があるから流行だと思います。万人受けする素晴らしい魅力があるのではあれば尚更です。ただ、恵方巻き何故流行った??

どう考えても企業戦略やんってそんな意識高い事は言いませんが、大量生産・大量廃棄の面や在庫として管理しずらい食べ物系の流行って一度考えてもいいかなって思います。

仕事をし過ぎて左目が見えなくなった話

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どうもどうも千字Lifeのとうやです。

相変わらず、鬼のようなベンチャー企業Lifeを送っているんですが、これはちょっと世間は許してくrえゃすぇんよってなった働きすぎて左目が見えなくなった話をしたいと思います。

 

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◼めちゃくちゃ頑張ってた新卒時代

うちの会社は完全裁量制という所もあって、やればやる程仕事が増えていく仕組みの会社でした。(裁量とは?)

 

当時の僕は右も左も分からない新卒で誰よりも早く出社し誰よりも遅く残って仕事をしていました。毎日睡魔との戦いで1日3本エナジードリンクを飲んでいた事あります。(後半あたりからエナジードリンクを飲まないとイライラしたり手が震えたりした程です。)

その時、突如として僕の左目に変化が現れました。

 

◼めちゃくちゃ眩しい

当時、僕の左隣に座っていたOJTの先輩が(この人は3ヶ月で蒸発しましたが)色々指示をくれたのですが、やけに左目の視野がピカピカと光り始め段々と先輩が見えなくなっていっていき、

気がつくと既に左目は白くぼやけており、それと同時に頭の右サイドに身をさくような頭痛が走りました。

 

「は?」

 

と思ったのも束の間、左目では完全に物を見える事が出来なくなり、頭痛と共に吐き気が襲ってきました。

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◼病院が見つからない

焦った僕は近くの病院に電話を掛けますが、予約がないと入れないとのこと、じゃ予約をします!というと紹介状がないと入れませんと門前払い。

そんな中徐々に視野は狭窄(きょうさく)していき

 

「あ、これ死ぬんかな」

 

と思った時、とある脳神経外科に繋がりました。

 

◼初早退

「取り敢えず帰ります」とカバンに荷物を詰め焦って左手を降るとおもわずOJTをぶん殴ってしまいましたが。

もはや左目は死角なので気付かないふりをして走って逃げました。

 

片目が見えないというものは本当に大変で物体との距離感がいまいち掴めないので慎重に病院まで歩を進めました。

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東進ハイスクールみたいな先生

やっとの思いで病院まで着いた僕は、医者に「ストレスによる重度の偏頭痛」と診断され、痛み止めと頭の血流をぶちあげる強薬を渡されました。

そして医者は

 

「右の脳がダメージを」

「受ける」

「そしたら」

「左目がダメになる」

「これ…」

「当たり前!」

 

とめちゃくちゃタメて言われたので、1発どついたろうかなとも思いましたが、なんか物凄い東進ハイスクールの先生みたい風貌に「東大理系合格者から圧倒的支持」とか言われてそうだな…なんて思い帰路に着きました。

 

◼その後

帰りの電車では既に頭痛も収まり、次第に左目も見えるようになっていったのが何よりも安心しましたが。あんな思いはなるべくしたくないので、抑えられるところは抑えていこうと思いますが、

業務時間中に夜中のオフィスで1人でこのページを書いてる時点で、もう今日帰る気ないんだなぁと実感させられます。おわり()

 

イラスト図解 いつやるか? 今でしょ!

イラスト図解 いつやるか? 今でしょ!

  • 作者:林 修
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2015/09/12
  • メディア: 単行本

【中学生日記】ハゲに光を当て続けるとどうなるのか

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どうもどうも営業のくせに全く営業成績が計算出来ない千字Lifeのとうやです。

 

なんでかなぁ?

 

と考えたのですが、恐らく理由は僕が数学の授業を全く受けていなかったからだと思います。

 

中学生時代が1番しっちゃかめっちゃかだったので個人的にはあまり思い出したくないですが、ちょっとお話していきます。

 

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◼理不尽and理不尽の先生

僕の中学の数学の先生はハゲ頭をした小太りのおじさんで、物凄く怒りやすい人でした。

生徒が少しでも「ハゲ」と言おうものなら胸ぐらをつかんで壁に叩きつける様な方だったのを今でも覚えています。

 

「ハゲ」という言葉にとても敏感で4階の教室でハゲの話をしようものなら下の畑から顔を真っ赤にして怒鳴り散らしに来るような事もありました。

 

別に先生に言った訳では無いし、いくら窓が少し開いていたからといってよく聞き取れたなと中学生ながら感心した程です。

結局この後

 

誤解を招く発言をしてしまい、先生を不快な気持ちにしてしまって、すんませんでした。」

 

という謝罪会見を職員室でさせられました。

とにかくプライドが高いそんな印象の先生でした。

 

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◼6Gくらいのおしくらまんじゅう

そんな先生だと数学の時間が始まるのが物凄く憂鬱で僕達は休み時間のギリギリまでいつも廊下で遊んでいました。

その時は恐ろしい程の巨体を誇る同級生の荒木君を廊下の窓際まで追い詰めて、皆でおしくらまんじゅうしていました。(なんで)

 

6人くらいの男子から

「おしくらまんじゅうー押されて泣くな!」

 

という脅迫を受けながら荒木君は窓際の壁に追い詰めていきます。

 

荒木君は初めのうちは

「ちょ!おーいー!!やめろよー!笑笑」

などと笑っていたのですが

 

ここで群集心理が働いたのか僕達もDANDAN楽しくなってしまって更にGをかけ続けました。

 

これに対して流石に危機を感じた荒木君は

「ちょっ!本気でヤバい!!」と焦りましたが

時すでにお寿司。

 

1度テンションがぶち上がってしまった中学生男子を抑える事は出来ません。

 

『『おしくらまんじゅう押されて泣くな!!!』』

 

物凄い、怒号と共に

荒木君の上半身だけだが窓を突き破り飛び出しました。

 

きっと外から見たら突如として壁から垂直状態で荒木君が生えでたように写ったと思います。

 

窓ガラスが割れ、幸い荒木君は怪我はなかったですが、こっから一体どうすればいいんだ…と全員が絶望していると廊下の端からあの数学教師がやってきます。

慌てた僕は咄嗟に僅かに残された窓ガラスを更に綺麗に割り、窓枠だけの状態にして一旦クラスに撤退する事にしました。

 

数学教師は窓に手を付き寄りかかる癖があったので存在しない窓に手を伸ばし

 

普通に落ちかけて

 

怒鳴り声を上げながらクラスに突撃してきました。

 

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◼皆の力を合わせるんだ

先生が犯人探しをしている中、僕達は机に突っ伏して犯行を否定していましたが、1人がその膠着状態に飽きたのか。プラスチックの定規を使って先生の頭を光らせます。

元々屈折が強かった先生の頭部は鏡に日光を当てたように輝き、めちゃくちゃ怒ってるにも関わらずめちゃくちゃ面白い状態になっていました。

 

クラスの真面目な子も徐々に笑いを堪えるのがしんどくなってきた時。

 

英太君という少し変わった子が

 

「皆の力を集めるんだー」

 

と小声で呟き、追い打ちをかけるよう光を当てました。

これに触発された男子達が次々に光を当て始めます。

 

なんかこんなシーン デジモンの映画で見た気がしました。

 

沢山の光が集まり既に直視できないくらい光っている先生の頭が徐々に煙を出し始めて

 

「うあっつ!!」とブルドックのように顔を揺らすと

「眩しっ!!」と黒板にぶつかり

完全に火に油を注いだ状態になってしまいました。結局この日は数学の授業が行われる事はなく。

こうして僕は数学が嫌いになりました。

 

◼今思うと

今度同窓会なのであったら、先生のおかげで二次関数位までならぎりぎり解けるよっていう話と共に少年時代に犯した過ちを謝罪しようと思いますが胸ぐら掴まれて壁にたたきつけられそうなのでやめておきます。

 

 

 

▼その他の中学生日記

senzilife.hatenablog.com

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