会話に困った時に使える!'架空の友人'の千字ストーリー

昔話、日々の変化、思い出話、友人からの噂話、そんなのをまとめておきます。この話はおもに友人から聞いた小話として合コンやアイスブレイク、気まずいあの子との2人きりの時間とかに使って下さい。

【中学生日記】ハゲに光を当て続けるとどうなるのか

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どうもどうも営業のくせに全く営業成績が計算出来ない千字Lifeのとうやです。

 

なんでかなぁ?

 

と考えたのですが、恐らく理由は僕が数学の授業を全く受けていなかったからだと思います。

 

中学生時代が1番しっちゃかめっちゃかだったので個人的にはあまり思い出したくないですが、ちょっとお話していきます。

 

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◼理不尽and理不尽の先生

僕の中学の数学の先生はハゲ頭をした小太りのおじさんで、物凄く怒りやすい人でした。

生徒が少しでも「ハゲ」と言おうものなら胸ぐらをつかんで壁に叩きつける様な方だったのを今でも覚えています。

 

「ハゲ」という言葉にとても敏感で4階の教室でハゲの話をしようものなら下の畑から顔を真っ赤にして怒鳴り散らしに来るような事もありました。

 

別に先生に言った訳では無いし、いくら窓が少し開いていたからといってよく聞き取れたなと中学生ながら感心した程です。

結局この後

 

誤解を招く発言をしてしまい、先生を不快な気持ちにしてしまって、すんませんでした。」

 

という謝罪会見を職員室でさせられました。

とにかくプライドが高いそんな印象の先生でした。

 

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◼6Gくらいのおしくらまんじゅう

そんな先生だと数学の時間が始まるのが物凄く憂鬱で僕達は休み時間のギリギリまでいつも廊下で遊んでいました。

その時は恐ろしい程の巨体を誇る同級生の荒木君を廊下の窓際まで追い詰めて、皆でおしくらまんじゅうしていました。(なんで)

 

6人くらいの男子から

「おしくらまんじゅうー押されて泣くな!」

 

という脅迫を受けながら荒木君は窓際の壁に追い詰めていきます。

 

荒木君は初めのうちは

「ちょ!おーいー!!やめろよー!笑笑」

などと笑っていたのですが

 

ここで群集心理が働いたのか僕達もDANDAN楽しくなってしまって更にGをかけ続けました。

 

これに対して流石に危機を感じた荒木君は

「ちょっ!本気でヤバい!!」と焦りましたが

時すでにお寿司。

 

1度テンションがぶち上がってしまった中学生男子を抑える事は出来ません。

 

『『おしくらまんじゅう押されて泣くな!!!』』

 

物凄い、怒号と共に

荒木君の上半身だけだが窓を突き破り飛び出しました。

 

きっと外から見たら突如として壁から垂直状態で荒木君が生えでたように写ったと思います。

 

窓ガラスが割れ、幸い荒木君は怪我はなかったですが、こっから一体どうすればいいんだ…と全員が絶望していると廊下の端からあの数学教師がやってきます。

慌てた僕は咄嗟に僅かに残された窓ガラスを更に綺麗に割り、窓枠だけの状態にして一旦クラスに撤退する事にしました。

 

数学教師は窓に手を付き寄りかかる癖があったので存在しない窓に手を伸ばし

 

普通に落ちかけて

 

怒鳴り声を上げながらクラスに突撃してきました。

 

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◼皆の力を合わせるんだ

先生が犯人探しをしている中、僕達は机に突っ伏して犯行を否定していましたが、1人がその膠着状態に飽きたのか。プラスチックの定規を使って先生の頭を光らせます。

元々屈折が強かった先生の頭部は鏡に日光を当てたように輝き、めちゃくちゃ怒ってるにも関わらずめちゃくちゃ面白い状態になっていました。

 

クラスの真面目な子も徐々に笑いを堪えるのがしんどくなってきた時。

 

英太君という少し変わった子が

 

「皆の力を集めるんだー」

 

と小声で呟き、追い打ちをかけるよう光を当てました。

これに触発された男子達が次々に光を当て始めます。

 

なんかこんなシーン デジモンの映画で見た気がしました。

 

沢山の光が集まり既に直視できないくらい光っている先生の頭が徐々に煙を出し始めて

 

「うあっつ!!」とブルドックのように顔を揺らすと

「眩しっ!!」と黒板にぶつかり

完全に火に油を注いだ状態になってしまいました。結局この日は数学の授業が行われる事はなく。

こうして僕は数学が嫌いになりました。

 

◼今思うと

今度同窓会なのであったら、先生のおかげで二次関数位までならぎりぎり解けるよっていう話と共に少年時代に犯した過ちを謝罪しようと思いますが胸ぐら掴まれて壁にたたきつけられそうなのでやめておきます。

 

 

 

▼その他の中学生日記

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