どうも千字Lifeのとうやです。
今回は私の就活時代に出逢った、「一発芸採用企業」の話をしたいと思います。これで皆様の就職活動が少しでもマシになることを願っております。
最近、面接などでよく就活生と喋る機会があるのでまとめてみました。
◼なんか面白い事やってよ。
はい、不動産関係の集団面接で実際にあった奴です。
営業部長や役員がいる前で突然、全力のユーモアを求められます。恐らく、役員が笑えば合格なんでしょうが、やる意図はマジで謎です。
私の隣にいた、いかにも体育会系です!!って男の子が真っ先に手を挙げ
小島よしおさんのネタである「でもそんなの関係ね!」を叫び、身体を激しく上下に動かし始めました。
何故、数あるネタの中でそんなリスキーなものを選択したのか分かりませんが2度目の「そんなの関係ねぇ!!」の時点で既に面接官の顔には生気は宿っておらず、死んだ魚のよな目が彼を真っ直ぐ見つめていました。
不思議ともうオチが見えます。
「はい!おっぱっぴー!!!」
あまりの静寂に彼のおっぱっぴー!!がいつまでも反響していて僕は死にそうになりました。
◼君達の価値を測らせて貰おう。
はい、ヤバいですね。
これはITベンチャー企業での役員面接の時に言われました。
役員の表情は険しく、細いフレームの眼鏡が何処と無くエヴァンゲリオンのゲンドウを彷彿とさせます。
こちらの面接も複数名同時に見るもので。
一番最初に手を挙げたのは趣味はバックパッカーです(ドヤぁ)みたいな意識高いタイプの男の子でした。
バックパッカー「私は貴方を笑わせる事が出来ます。(ドヤァ)」
ゲンドウ「ほう…」
彼は突然、ゴリラの様な前傾姿勢をして、お尻を突き出し「ウホッウホッ!」と奇声をあげながら面接会場を歩き周りはじめました。
空気が物凄いスピードで凍りついていきます。
「ウホッウホッ!」ゴリラが私の目の前を通過しました。
この時、私は込み上げてくる笑いを耐える為、ひたすら数を数えていました。
そしてゴリラはドヤ顔で「以上です!!」と言い放ちドカっと席に座り込むと何かをやり切った表情で真顔のゲンドウをじっと見つめました。
笑えばいいと思うよ。
◼NO MORE圧迫面接
このように、過度なプレッシャーを与え、就活生を攻めないと、その人の本質が見いだせない人事がいる企業には入らない方がいいなと個人的には思っております。
耐久力、忍耐力を測っているとか言いますが。
痛みを前提としている企業にちゃんとしたフォロー体制や教育システムがあるのか不安ですのでこれも辞めた方がいいと思います。
◼ヤバい企業もあるがヤバい就活生もいる
私は途中から『趣味:就活』みたいになってた口ですのでめちゃくちゃ色んな企業に訪問していました、まだまだ就活に関するヤバい事案は沢山ありますが、今回はここまでとさせていただきます。