会話に困った時に使える!'架空の友人'の千字ストーリー

昔話、日々の変化、思い出話、友人からの噂話、そんなのをまとめておきます。この話はおもに友人から聞いた小話として合コンやアイスブレイク、気まずいあの子との2人きりの時間とかに使って下さい。

同窓会の夜に…

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どうも千字Lifeのとうやです。

今回は少し過ぎてしまいましたが、成人式に関するお話をしたいと思います。

 

なんでそんな話を突然…って思われるかもしれませんが、それは現在私が二日酔いで気持ち悪いからです。

こんな時は決まって成人式の同窓会よかマシと自分を鼓舞します。

今回はそんな話です。

 

◼徐々に減っていく仲間たち

私の地元の中学は2クラスしかなかった為、学年単位での同窓会でした。多少の欠席もあり両クラス合わせて50名弱のメンバーで始まったと思います。しかし、この飲み会が荒れに荒れました

 

一次会、二次会、三次会と繰り返していくうちに、一人また一人と同級生達が夜の闇に消えていきました。

 

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◼まるでホストになってしまった山田君。

三次会も終わり、次は何処に行くか思案していると遅れて山田君(仮名)がやって来ました。

私の記憶の中の山田君はいがぐり頭の内気な少年でしたがいざ会ってみるとFF7クラウド・ストライフみたいな髪型になっていました。

性格も無理に作った明るさで、

 

「う、うぇーい!皆!!ひ、ひっさしぶり〜!!」

「こんな日まで仕事でさぁ…成人式とか…行ってる暇なかったわぁーww」

 

情緒が少し不安定な様子

四次会の会場を探しているのだと伝えると

 

「俺の知り合いがいるカラオケがあっから!マジ酒代も含めて安くなるからそこに案内するぜ!!」

 

と意気揚々に案内されたので、お酒代も含めた値段になるのであればとついて行くことに。

 

この時のメンバーは25人くらいだったと思います。

飲み過ぎやその他様々な理由(未成年でお酒が飲めないなど)で他のクラスメイトは脱落してしまいました。

 

◼でも全然条件が合わないカラオケ

しかし、いざカラオケに入ってみると。

朝までは取り敢えず部屋は抑えられたのですが、お酒は別途料金を頂戴するとの連絡を受け、クラスのギャルが「話が違う」とブチギレ。

 

冷静に考えれば山田君が盛って伝えていただけの可能性がありましたし、そもそも山田君はカラオケの店員でもなんでもないのに、ブチギレたギャルを止める手段もなく。半ば強引な価格交渉により安価のまま飲み放題プランにも変更されました。

(店側からすれば不運としか言いようがない。)

 

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◼元気過ぎるメンバー達

価格交渉もつかの間、流石ここまで生き残ったメンバーです。コールがエグい。

 

「まじ忙し過ぎてこれが初めての酒だわwwそれに最近タバコ止まんないんだよねーww」

 

と謎のアピールをしつつもどう見てもカルピスにしか見えない飲み物を飲んでいる山田君の後ろで、更なるイッキが始まっていました。

 

もうなんか色々とキツくなってきた私は。

今まで飲んだお酒を少しでも薄めようと水を持った瞬間に。

 

『とうやー??全然飲んでなくない!?WOWWOW!』

この世の終わりのようなコールが始まりました。

 

『なーに持ってんの!なーに持ってんの!?』

『イッキ!イッチ!』

 

水です。

 

「これ水だから!!」と叫ぶと

誰も聞いてくれず「またまた〜!」と煽られました。

更に水をイッキのみさせられました。

 

追い水です。

 

その後も水と酒を勘違いしたクラスメイト達に立て続けに水責めを受け

 

「あ、もしかしたらここで死ぬかも」

 

と思っていましたが大量の水を強要されたおかげで私だけが酔いを醒ましていました。

 

◼一体何があった??

水の飲みすぎでたまらずトイレに駆け出し、部屋に戻ると20人弱いたメンバーのほとんどが事切れた状態で発見されました。

 

寝ながら吐いてる者。

両手をテーブルにつき、祈るように吐いてる者。

マイクを握り締め、歌いながら吐いている者。

 

そして山田君は白目を向いて気絶してました。

なんで?(お前ノンアルだったやん)

 

場酔いによる疲れで突然気絶したららしいです。

どうゆうことですか。

 

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◼そして集うキングダム(王達の凱旋)

僅かに生き残った仲間たちと私はマックを目指しました。片田舎の駅前ですので、当時は朝までやってるのがこのマックのみでした。

マックに行くと一瞬で解ったのですが、そこには各中学で生き残った猛者達が集結していました。

 

この後、この猛者達と反省会を含め、お味噌汁をすすぎ合う怒涛の胸アツ展開同窓会でお互い生き残り愛を育んだ友人の話などいくつかあるのですが

体調がすぐれないので今回はここまで。

続きはいずれか書きます。(多分書かない。)

 

社会人にもなってこんな記憶にすがらないと生きていけない自分が本当に不甲斐ないです。